2017/07/26

日本うつ病学会in新宿に参加しました

平成29年7月21日、22日

第14回日本うつ病学会in新宿@京王プラザホテルに訪問看護ステーションりすたーと所長の藤田と看護師の菊池が参加しました。

昨年同志社女子大学看護学部精神看護学准教授の木村洋子先生と一緒に研究させていただいた、「リワーク(復職)につなげるうつ病者とうつ病者家族の支援について」の研究についてのポスター発表をしました。

  

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学会内容では、当事者の語りや、リカバリーの概念、看護のポスター発表など、権威ある医師の研究のほかに多職種連携や多様な立場からの発表が年々増えてきていると感じました。

さまざまな立場からの多面的な視点が集まり、対話を深める機会を重ねていけるのはとても良いと思います。

参加した看護師の菊池の印象深かったことは、ある当事者が望む治療のお話から

 

「健康な医者が同じところで診察していて、不健康な患者が動かなければならない。医者がもっと訪問してほしい。医療が訪問することで、生活のしづらさや環境が目に見えて情報として入ってくるので、より患者に寄り添った治療が出来る。

病院にはきれいな服を着ていく。そんな当事者もたくさんいるのです。診察室だけではわからないこの病気のこともあるのです。」

外来に行くためにからだは億劫だけど頑張ってお風呂に入る人が多いです。

通院はお風呂に入るきっかけになる一方で、身支度を整えられないと外に出れない、電車移動が怖くて病院に行けないという方もいます。

病院にたどり着くまでにそうとうの苦労をしている人もいることを知る必要があると思います。

「一番重要なのは、自分との関係性。いかに素のままの自分を受け入れられるか。自分を自分の最強のパートナーにしよう」

そして、座長が最初の挨拶で話されていた

「精神科医療サービスを買っていただいている方からの声」

「資本主義社会における消費者の声」

を聴いて欲しいという言葉が印象的でした。

 

近未来のうつ病診療について、AIを用いた定量的評価により精神症状を客観的に判るようになったり、遠隔診療などさまざまな可能性ある話も聞けました。

全体的には、薬物療法に限らず、精神療法や当事者との協働関係の構築や、こころへのアプローチに限らず、からだや暮らし、対人関係能力へのアプローチが話題として多かったように思います。

さまざまな発表があり、とても勉強になりました。

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