代表挨拶

greeting

一人ひとりに最適な
看護ケアで
「未来の可能性」を
広げる

一人ひとりに最適な看護ケアで「未来の可能性」を広げる

私たちの原点は、「誰かの役に立ちたい」という想いです。私自身、精神疾患を患っている方々が自分らしく生活できるよう支援することを使命とし、活動を続けてきました。社名にある「belief(信念)」には、その想いを常に忘れず、原点を大切にする意味が込められています。
十代の頃、私は精神的に不安定で、孤独を感じていました。そんななか、看護学校で精神科と出会い、薬や施術だけでなく、人を救う別の方法があることを知りました。この気づきが、現在の仕事につながっています。しかし、訪問看護やさまざまな支援を行うなかで、精神疾患に対する社会の理解がまだまだ不足している現実に直面し、「精神科業界のイメージを変えたい」という想いが強くなりました。
日本では労働力不足が深刻化していますが、精神疾患を患っている方の社会参加がその解決の一助になると考えています。当社では、退院後の方々が地域で自立できるよう、訪問看護にとどまらず、住居や就労の場の提供、農業や飲食業との連携など、多様な事業の展開を進めています。
精神科の治療には長期的なケアが必要ですが、働く環境があることで、精神疾患を患っている方が自ら症状をコントロールし、社会に積極的に参加できるようになります。仕事を通じて成果に応じた報酬を得ることで、生活への意欲が高まり、自立への道が開けるのです。医療だけでは限界があるなか、働く場の提供が重要であると実感しています。
現在、さいたま市に就業施設を設けていますが、今後さらに拡大し、多くの方が夢と希望を持って働ける場を提供していきたいと考えています。
精神疾患を患っている方々が、自分らしく生き、社会の一員として活躍できる未来を目指して―。これからも信念を持ち、一歩ずつ前進してまいります。

株式会社メンタルサポートbelief plus
代表取締役 藤田 茂治

代表プロフィール

藤田 茂治/Shigeharu Fujita

1973年大阪府茨木市生まれ
看護師・公認心理師・
WRAPファシリテーター
食品衛生責任者・甲種防火管理者

平成8年3月 卒業。看護師免許取得。
平成8年4月 大学病院に就職。精神科病棟を志望し、配属になる。
平成9年6月 精神科単科病院へ転職。その後さまざまな委員会の立ち上げ、管理職などを経験。
平成17年7月 精神科に特化した独立型の訪問看護ステーションの立ち上げメンバーとして訪問看護ステーションを立ち上げる。以後所長として活動。
平成24年12月 別の精神科に特化した訪問看護ステーションへ職場を移す。取締役統括補佐として法人の運営に携わり、訪問看護では所長補佐に就任。
平成27年6月 さいたま市北区に拠点を移し、株式会社メンタルサポートbelief plusを代表取締役として立ち上げ、同年9月に精神科に特化した訪問看護ステーションである訪問看護ステーションりすたーとを立ち上げ、所長となる。

現在に至る

活動内容

精神科認定看護師養成研修会の講師や複数の大学の看護学部へのゲストスピーカーとしての講義、石川県看護協会主催の訪問看護研修の担当講師など、いくつもの講演会などにも呼ばれ、精神科訪問看護の草分け的存在と言われている。
また、株式会社精神看護出版の雑誌「精神科看護」への特集記事の執筆や連載企画、看護協会出版会のコミュニティケアへの特集記事の執筆、医学書院の雑誌「精神看護」への特集記事の執筆など、専門誌への執筆も多数行っている。

平成28年7月25日には、増川 ねてる氏との共著である「WRAPを始める! 精神科看護師とのWRAP入門」という書籍を出版。翌年には二冊目となる「WRAPを始める! 精神科看護師とのWRAP入門」の続編を出版。
また、複数の大学の教授や准教授、講師や助教の先生方との共同研究や研究協力なども数多く行っており、学会での発表も数多く行ったり、精神科訪問看護の発展のために幅広い活動を行っている。

平成27年から拠点をさいたま市に移動し、「埼玉県精神看護・精神地域ケア事例検討会」や「埼玉県精神科アウトリーチ研究会」などを立ち上げ、埼玉県の精神科医療、精神科看護の発展のために活動をしている。精神科アウトリーチ研究会を全国に普及させる活動として、「九州山口精神科アウトリーチ研究会」や「神戸精神科アウトリーチ研究会」の発足人、事務局なども行っている。さらには「WRAPを精神科看護の中に」という思いのもと、複数の学会などでのWRAP企画を行ったり、さいたま市以外でもWRAPクラスなどの開催を行っている。

平成31年には「埼玉県精神科アウトリーチ研究会」の協力のもと「精神科訪問看護のいろは~よき隣人から仲間へ~」という書籍を出版するなど、精神科訪問看護の発展に大きく貢献している。

令和元年5月より、埼玉県訪問看護ステーション協会の副会長・理事に就任。精神訪問看護専門部会の立ち上げを行い、部会長に就任する。埼玉県の訪問看護ステーション全体の事業・運営にもかかわり、精神訪問看護の強化に向けて取り組んでいる。

さらに、全国の精神科訪問看護の仲間や精神看護学の教員たちと2022年2月28日に「株式会社いちから」を設立。代表取締役に就任。日本全国の精神科訪問看護の質の向上、モデルとなるステーションの立ち上げのために活動。
2022年7月1日に大分県佐伯市に訪問看護ステーションみそら佐伯を立ち上げる。
2023年6月6日には岩手県宮古市に訪問看護ステーションみそら宮古も立ち上げる。
全国の精神科訪問看護の向上のために意欲的に取り組んでいる。

また、精神障害を持っている方々の働く場所を作るために、訪問看護ステーションりすたーと内に「りすたーと農業部」を発足。訪問看護ステーションりすたーとの利用者さんなどをアルバイトとして採用し、スプラウトにんにくの栽培・加工品作り、販売なども手掛けている。
2023年7月14日には「株式会社りすたーと」を代表取締役として設立。精神障害を持っている人の働く場所を広げるため、2023年11月に大宮駅南銀座通りに「能登のお出汁と旬魚~繋KEI~」をオープン。
精神科訪問看護だけではなく、「働く場所の創設」に意欲的に取り組んでいる。

活動内容

そんな藤田の趣味は筋トレ。筋肉をつけるのが大好きで、訪問看護ステーションりすたーとの事務所にはバーベルセット、ランニングマシンなどトレーニングセットが置かれており、週に二回利用者さんや地域のクリニックの医師や看護師、その他の人が集まり、トレーニングジムを開催している。また、毎年利用者さんや近隣のクリニックの医師たちとマラソン大会にも参加している。

参加学会

日本うつ病学会

日本精神保健看護学会

日本精神科看護学術集会

日本アディクション看護学会

日本精神障害者リハビリテーション学会

発起人・立ち上げ人

埼玉県精神看護・精神地域ケア事例検討会

埼玉県精神科アウトリーチ研究会

九州・山口精神科アウトリーチ研究会

神戸精神科事例検討会発起人・統括事務局

福岡県精神科事例検討会発起人・統括事務局

北陸地方精神科事例検討会発起人・統括事務局

新潟県精神科事例検討会発起人・統括事務局

沖縄県精神科事例検討会発起人・統括事務局

株式会社いちから代表取締役
訪問看護ステーションみそら佐伯の立ち上げ

訪問看護ステーションみそら宮古の立ち上げ

株式会社りすたーと代表取締役
能登のお出汁と旬魚~繋KEI~

訪問看護ステーションみそら大分金池オフィスの立ち上げ

会員

日本精神科看護協会

日本訪問看護財団

埼玉県訪問看護ステーション協会

全国訪問看護事業協会